人の命を助ける災害救助犬。しかし、災害救助犬は自分だけで活動しているわけではありません。人命救助を行うためには、災害救助犬のパートナーであるトレーナーの存在は不可欠です。
災害救助犬のニュースを見聞きしたことや、実際に助けられたことがきっかけで災害救助犬トレーナーを目指すことも少なくないでしょう。
今回は、災害救助犬トレーナーがどんな仕事なのか、災害救助犬トレーナーになるのはどうしたらいいのか、といったことを紹介します。

どんなお仕事?

災害救助犬とは、地震発生時の人の救助や、土砂崩れでの遭難救助など、災害時に人命救助を行う犬のことです。
災害救助犬の育成は、JKC公認災害救助犬育成訓練所など、全国それぞれの団体でお行われています。JKCは地震災害を主としており、認定試験を毎年行っています。公認の訓練所で訓練された犬が、受験にパスすると晴れて災害救助犬として認定されます。
また、日本災害救助犬協会では、一般の愛犬家を対象にして合同訓練を実施しています。いずれも、東京消防庁等と連携して、要請があれば事故現場に出動します。

必要な資格について

災害救助犬トレーナーになるには、認定訓練士資格を目指すのが普通です。しかし、国家資格があるわけではないので、無資格でも訓練士として活動することができます。
ただ、業界で活躍することを目標にするのなら、認定訓練士資格の有無は重要です。
有名な認定訓練士資格は3つあります。JKC公認訓練士、NPD公認訓練士、JSV公認訓練士です。
資格の取り方は2パターンあります。
1.専門学校や訓練士養成学校に通う
2.見習いとして訓練所に入る
訓練所だと約5年は見習いとして修業しないといけません。専門学校を卒業したとしても訓練所の経験が2~3年は必要と言われています。
道のりは険しいので相応の覚悟が必要です。

災害救助犬トレーナーになる方法

災害救助犬トレーナーになる方法は幾つか存在しています。先述した通り、専門学校や訓練所に通って資格を目指すのも一つの方法です。業界において活躍したいのであれば、険しい道を覚悟の上で資格習得を目指すといいでしょう。
その他に、個人でやる方法もあります。災害救助犬トレーナーになるのに資格はいらないため、自分の犬を災害救助犬にトレーニングすることも可能なのです。
ただ、独学でやらないといけないため、よほど自信がないと難しいかもしれません。

災害救助犬トレーナーになるのは強い意志と覚悟が必要です。資格習得を目指して、日々訓練を重ねることが大切です。
しかし、自分でトレーニングした災害救助犬が見事、人の命を助けたときは何よりも嬉しい出来事になるでしょう。